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大学生

「Universe25」

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1644264/pdf/procrsmed00338-0007.pdf

 

 アメリカの実験。簡単にいうと、ネズミの敵を排除して楽園を作りだし、それは存在して持続するのか?という実験。

 最初はオスメス4匹計8匹のマウスが放たれた。

 104日後に子供が生まれた。その後、個体数が急激に増加した。315日後には620匹に至る。ここでマウスに群れが生まれるようになった。そして、格差も生まれた。一極集中するとこもあれば過疎的地域もあった。個人的にこれは現代社会と同じものだと感じる。階層も生まれ、上からボス→ノーマル→浮気者→ストーカー→引きこもりという階層が生まれた。下3つは社会不適合に近い。浮気者、ストーカーは誰かのために戦うこともせず、ただ呑気に過ごしていた。上二つは何かあれば戦ったらしい。そして、個室に住んでいた。一方、上から3、4つめの浮気者、ストーカーは広場に住んでいた。最後の引きこもりは自分で住処を作っていたらしい。オスに格差ができ、オスのカーストにともなってメスにも格差ができた。

 そこから個体数の倍増に時間がかかるようになった。そして、社会の成長速度が遅くなった。原因は、メスの子育てにある。支配階級のメスが育てる子供は死亡率50%前後に対し、広場で育てられた(浮気者とストーカーの)子供は死亡率90%にものぼった。なぜかというと、彼らは子供のためにもメスのためにも自分自身のためにも戦わないからだ。それゆえ、メスがオス化して子供を守らなければならない。しかし、オス化したせいで子供を虐待するようになった。これにより、子供は引きこもりになるか捕食される確率が上がった。

 560日目。死亡率が出生率と同じになった。個体数は2200匹。600日乳児死亡率が100%。920日、妊娠するマウスがなくなる。1330日超高齢化社会へ。1440日122匹へ。この段階でオスは女性に興味のない引きこもりマウスがほとんどをしめていた。つまり、社会に生殖能力が亡くなった。そして、1780日後最後のオスが亡くなった。

 

 Universe25っていう論文タイトルの意味は自分で調べてくれ。

 

 結局、楽園は存在せず、ある一定の理不尽を受け入れそこに幸せを見出すしかないかもしれない、ミッション系の大学に通っててそんなこと言うなよって話だけど。それにしても、カーストが人間みたいになってるね。男性がメス化し、女性がオス化した社会。これを宮台真司あたりが何か言ってた気がするけど忘れてしまった。まぁ、人間には科学と宗教がある。その使いようでこの実験を免れるかもしれない。逆に早めることもできるけど。